府議会報告~PART①~
○全国初の国旗・国歌条例を可決施行!
先の5月定例会において、「大阪府の施設における国旗の掲揚及び教職員による国歌の斉唱に関する条例」が可決し、6月13日に施行されました。
この条例は、国旗及び国歌に関する法律、教育基本法及び学習指導要領の趣旨を踏まえ、府民、とりわけ次代を担う子どもが伝統と文化を尊重し、それらを育んできた我が国と郷土を愛する意識の高揚に資するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと並びに府立学校及び府内の市町村立学校における服務規律の厳格化を図ることを目的とするものです。
これまで大阪府教育委員会では、毎年、府立学校に対して、「国歌斉唱の際には、起立斉唱する」旨の指示事項を通知し、服務監督権である校長を指導するとともに、改善が見込めない教職員に対して職務命令を出してきました。また、府議会での2度にわたる決議も行われました。
しかしながら、法の制定・職務命令さえも従わない教職員が、今もなお存在しており、本年5月には、入学式において校長の職務命令に従わず、国歌斉唱時に起立しなかった府立高校の教諭2名が戒告処分されています。
そもそも教職員は、子どもたちの模範となり、立派な大人として成長するための道標としての存在となるべきはずです。その教職員が、入学式や卒業式などの子どもたちの晴れ舞台において、職務命令という、いわば組織団体におけるルール、社会の常識を、自らの意思で繰り返し違反する行為に対して、次世代を担う子ども達が受ける影響は、計り知れないものがあります。
本条例は、教職員に対する規範や組織のルール、教育公務員としての法律順守の観点から制定するものであり、いわば当たり前のこと、教職員としてのあるべき姿を記しているものです。
条例制定にあたっては、教育常任委員会に付託され、議員間での激しい討論が行われました。他会派の反対議員からは、「職務命令で十分」、「最高裁の判例もあるので、条例制定までは不要」、あるいは、「教職員を強制するものである」などの意見がありましたが、これまでの再三にわたる教育委員会からの職務命令によっても、何ら解決できなかったからこそ、条例化する必要があるのです。
今後、私は、教育公務員を含めた公、務員組織全体の制度改革に着手します。既に、府庁改革プロジェクトチームが立ち上がっており、その中の公務員制度改革部会において、大阪府における職員と組織のあるべき姿を徹底的に追求していきます。
日時: 2011年06月14日 17:38 | パーマリンク
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